2025年5月、三井住友銀行が提供する「Olive」と、ソフトバンク・Zホールディングス傘下の「PayPay」が、いよいよ本格連携をスタート。
「銀行」「クレカ」「決済」すべてが一つのアプリで完結する時代がやってきました。
これにより、ユーザーは残高確認・支払い・ポイント獲得までを1画面で管理可能に。
複数アプリを行き来する面倒がなくなり、圧倒的な利便性とスピード感が期待されています。
1. OliveとPayPayとは?それぞれの特徴をおさらい
Olive(オリーブ)とは?
三井住友銀行が提供する次世代型金融プラットフォーム。
アプリ内で銀行口座・クレジットカード・デビット・ポイント・証券などを一体化して管理できるのが特長です。
主な機能:
複数の支払い方法をワンタップ切替
銀行残高・利用明細の即時確認
証券口座との連携で投資も可能
2. PayPayとは?
言わずと知れた国内最大のQRコード決済アプリ。
スマホひとつで簡単に支払えることから、現在ユーザー数は6300万人超(2025年5月時点)にのぼります。
主な機能:
QRコード決済・請求書支払い
PayPayカード連携で還元率アップ
PayPayマネーでの送金・受け取り機能
3. 本格連携の内容と使い方
2025年5月より、「Olive」と「PayPay」がシステム的に直接連携を開始。以下のような便利な機能が追加されました。
a. Oliveの残高をPayPayで利用可能に
Oliveの銀行口座残高から直接PayPay支払いが可能になり、チャージ不要。リアルタイムで口座から引き落としされます。
b. ポイントも一体管理
OliveポイントとPayPayポイントの残高表示や履歴管理が統合され、ひと目で全体像を把握できます。
c. ワンタップで切替&通知
Oliveアプリ内からPayPayにシームレスに切り替えでき、残高変動などの通知も統合管理可能です。
4. 利用者にとっての3つの大きなメリット
✅ 複数のアプリ不要=操作がラク
今までは、銀行はOlive、支払いはPayPayと、別々のアプリを立ち上げる必要がありました。今後はOlive内で支払いも完結し、煩雑さが激減します。
✅ リアルタイムの資金管理
残高や入出金履歴がリアルタイムで更新されるため、「いくら使ったか」「どれだけ残っているか」が常に可視化されます。
✅ ポイント還元の最大化
PayPayのキャンペーンを活用しながら、Oliveカードの特典とも組み合わせが可能。ポイントの二重取りも夢ではありません。
5. 他のサービスとの比較:なぜOlive×PayPayが注目されるのか?
残高連携 | ◎リアルタイム引落し | △チャージ必要 | △チャージ必要 |
アプリ切替 | ◎ワンタップでOK | △個別に開く必要あり | △別アプリ |
ポイント統合 | ◎両方表示・履歴あり | ○一部対応 | △やや分離 |
カード連携 | ◎Oliveカードで高還元 | ○楽天カード依存 | ○au PAYカード依存 |
6. 今後の展開:PayPay銀行・証券との統合も?
今回の連携は第一弾にすぎず、将来的には以下のような展開も想定されています。
PayPay銀行との直接接続
投資・証券口座の統合管理
AIによる家計分析と自動節約提案
特に注目されているのが「家計管理の自動化」。OliveのインフラとPayPayのAI機能を組み合わせることで、使いすぎ防止アラートやおすすめ節約法の通知など、賢い消費行動が可能になると期待されています。
7. 中小企業や店舗にもチャンス!
Olive×PayPay連携により、顧客の支払い体験がさらにスムーズになります。中小企業や小売店舗が導入すれば、以下のようなメリットがあります。
レジ処理の効率化・待ち時間の短縮
顧客満足度の向上
ポイントキャンペーンによる来店促進
中小企業にとって、**“キャッシュレスは選ばれる理由”**となりつつあります。
【まとめ】キャッシュレスの未来は「統合」へ
「Olive」と「PayPay」の連携は、日本の金融・決済インフラにおける大きな進化です。
これまでのようにバラバラだった「銀行」「カード」「スマホ決済」が一体化することで、私たちの生活も、ビジネスも、大きく変わろうとしています。
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